
ORIENTATION 説明会
「在宅医療QOLコラボレーション:帝人ファーマ×アドライト アクセラレータープログラム」説明会
日時:2020/8/19(水)17:00-19:00
形態:オンライン

ABOUT
在宅医療QOLコラボレーション
帝人ファーマ × アドライトアクセラレータープログラム
超高齢化や地域間格差の拡大、生活習慣病などの慢性疾患を抱える患者さんの増加などにより、医療ニーズは多様化しています。このような中で患者さんの生活の質(QOL)を高めるには、医療・サービスを自ら選択でき、病院だけでなく自宅や住み慣れた地域で享受できることが欠かせません。
2期目となる今回は、在宅医療のなかでも「地域包括ケア」「健康管理支援」「増悪予防」などの領域で患者さんのQOLをさらに高めるためのご提案をお願いしたいと考えています。昨年に引き続き、共同事業などの展開を視野に入れ、イノベーション創造支援のアドライトと在宅医療のリーディングカンパニーの帝人ファーマがビジネス創出を推し進めます。在宅医療分野を切り拓く熱量高いベンチャーの皆さんからのご応募お待ちしています。
FEATURE 特徴
- 在宅医療での新たな
価値を共創 - 事業創出のプロ達、
現役医師がメンター - 販路開拓や医療従事者との
ネットワーク活用、資金提供
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在宅医療での新たな
価値を共創帝人ファーマは医療現場への接点や薬機法等規制への取組みから得た真のニーズ・ノウハウ、アドライトはリーンスタートアップをベースにした事業開発手法で、ベンチャーの皆さんとの新たな価値創出を推し進めていきます。
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事業創出のプロ達、現役医師がメンター
在宅医療におけるネットワークや製品開発の知見を持つ帝人ファーマの若手研究員や事務局、新規事業創出を手がけるアドライト、さらに在宅医療の医師がメンタリング。専門領域での事業創出を着実にサポートします。
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販路開拓や医療従事者とのネットワーク活用、資金提供
共同研究や共同開発などにおける資金提供・出資など双方協議のもと最適な協創体制を作り上げていきます。加えて、帝人ファーマの全国の拠点網へのヒアリングの機会、プロトタイプから製品・サービスにつなげるための必要なリソース、臨床現場に携わる医療関係者とのネットワークも活用できます。

THEME 募集テーマ
地域包括ケア、健康管理支援、重症化予防など在宅医療にかかわる新たな価値が提供できるサービス・製品を募集します。新規のテクノロジー、データの活用や共有などで患者さんや医療関係者を支援する提案も歓迎します。

SCOPE 対象領域
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地域包括ケア|患者さんが在宅で受ける医療の質の向上
少子高齢化に伴い、医療も変革期を迎えています。「病院完結型」から、高齢者が住み慣れた地域で病気と共存しながら生活の質(QOL)を保ち、人生をよりよく生きる「地域完結型」への医療が望まれています。
そのためには、かかりつけ医と専門医、訪問看護師、薬剤師、ケアマネジャー、介護福祉士など多職種間の連携が必要であり、新しいテクノロジーを活用した支え手の支援、病院や施設などで患者さんが受ける水準に近い医療や支援の提供などが必要になってきます。
- 帝人ファーマが提供する
サービス - 多職種連携システム、訪問看護、
コンタクトセンターなど
- 帝人ファーマが提供する
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健康管理支援・重症化予防|早期の受診、治療の継続
生活習慣病やうつ病に代表される精神疾患に対し、適切な治療やケアを施さずにいることで、日常生活への大きな支障や頻繁な通院・入院が必要になる可能性が高まります。また生活習慣病を放置した結果、脳卒中を発症した場合には、生活を取り戻すためのリハビリに長い時間を要することもあります。
そのために日々の体や心の変化、疾患の重さを正しく認識し、治療の必要性を感じとる必要があります。仮に長期治療に至った場合にも、継続した治療を続けられるだけのモチベーションを維持することも欠かせません。
- 帝人ファーマが関係する
疾患領域 - 生活習慣病、睡眠時無呼吸症候群、
精神疾患、脳卒中(リハビリ)など
- 帝人ファーマが関係する
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増悪予防|急な症状の悪化による入院の回避
慢性心不全や慢性呼吸不全の患者さんは心臓や肺の機能が低下しているため、服薬忘れや風邪などが要因で、息切れや呼吸困難などの症状が悪化しやすいといえます。時には、治療内容の変更または入院が必要になったりといった急性増悪につながることもあります。
これらを防ぎ、症状の改善や維持するために日々の体調管理や心臓・呼吸のリハビリテーションの実施、増悪予兆の早期検出と対策(早期の受診や治療)などが必要となります。
- 帝人ファーマが関係する
疾患領域 - 心不全、呼吸不全
など
- 帝人ファーマが提供する
サービス - 多職種連携システム、訪問看護、
コンタクトセンターなど
- 帝人ファーマが関係する
WHY HOME MEDIAL CARE Why 在宅医療
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超高齢化と地域包括ケア
人口の3人に1人が65歳以上、団塊の世代が75歳以上になる2025年。自宅での治療や介護を希望される高齢者が多いなか、QOLを維持しつつ住み慣れた環境で暮らしていくためには、医療・介護・予防・住まい・生活支援を包括的に提供する地域包括ケアの構築が欠かせません。在宅医療にはそれを支える役割が求められています。
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様々な患者さんを支える在宅医療
在宅医療は通院が困難な患者さんだけでなく、QOL維持のために自宅で治療を受ける患者さんにも提供されます。身体が不自由で通院が難しい高齢者はもちろん、がんや難病を抱えた患者さん、医療的なケアが必要な子供さん、慢性呼吸不全、喘息、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群などの慢性疾患をかかえる患者さんが対象になります。
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暮らしの中での治療やケア
公衆衛生や医療の質が良くなり、平均寿命が延びることで様々な疾患構造の変化が起きます。病院での治療完結から、生活習慣病のような慢性疾患、手術後の機能回復のためのリハビリなどが該当します。そのためにも日常生活の中での予防や治療、病状の悪化を防ぐ予後の管理など様々なケアが求められています。
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在宅医療の裾野を広げたい
地域包括ケアは、医療・介護保険のような公的支援がない互助によっても支えられています。健康管理も同様に、予防やケアなどの取り組みを一企業として支援し続けるには、ビジネスとしてどのように昇華させていくべきかを考える必要があります。一緒に知恵を絞っていただける皆さんを本プログラムを通じて求めています。
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在宅医療のリーディングカンパニーだからこその
挑戦帝人ファーマは、国をあげて推進されている地域包括ケアに携わる様々な医療関係者の連携を支援するシステムを医療機関へ提供しています。呼吸器疾患などをかかえた患者さんが在宅で使用する医療機器や関連するサービスを提供したりするなか、患者さんのさらなるQOL向上のための新しい価値創出も目指しています。
SCHEDULE スケジュール
エントリー(本申込)締切は9/14(月)となります。ご提案内容のブラッシュアップをご検討の方は、取り急ぎ8/24(月)までにエントリー予約をお済ませください。帝人ファーマによる個別相談会を実施します。
※エントリー予約をせずともエントリー(本申込)は可能です。
書類選考、面談選考(関係部署などとの面談)を経てインキュベーションフェーズへ進んでいただくベンチャーの皆さんを決定します。結果は10月初旬にご連絡します。
10/13(火)からのインキュベーションフェーズで審査を通過した皆さんにメンタリングを実施し、11/27(金)にDemoDayを開催します。当日、最終採択先も決定します。
2021/4(予定)より採択されたベンチャーの皆さんと帝人ファーマの各事業部と協働でビジネスの実現性を検証していきます。


MENTOR メンター
インキュベーションフェーズにおいて、
以下のメンター以外に帝人ファーマの社員が伴走者としてベンチャーの皆さんと共創を進めていきます。
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帝人ファーマ株式会社
中川 誠
社 名 帝人ファーマ株式会社 部署名 研究開発技術本部 肩 書 在宅医療企画技術部門長 氏 名 中川 誠 帝人ファーマの研究開発技術本部にて、在宅医療機器の研究開発企画、開発プロジェクトマネジメント、バイオデザイン手法による医療イノベーション創出、ベンチャー企業との共同研究開発、医療機器の承認申請・認証申請、海外医療機器製造所の立上げなど幅広い事業に従事。 -
帝人ファーマ株式会社
大西 秀忠
社 名 帝人ファーマ株式会社 部署名 研究開発技術本部 在宅医療企画技術部門 肩 書 在宅医療事業創造部長 氏 名 大西 秀忠 帝人ファーマの在宅医療企画技術部門にて、在宅医療機器の企画開発、米国を中心とする医療機器ベンチャー企業との提携や新規事業の企画・立上げに従事。また、2014年からは、ITを活用したヘルスケアサービスの企画・立案・開発業務(ウェブサイト、スマホアプリ)にも従事。 -
帝人ファーマ株式会社
今川 智史
社 名 帝人ファーマ株式会社 部署名 在宅医療企画技術部門 在宅医療事業創造部 肩 書 担当課長 氏 名 今川 智史 帝人にて、防護衣料や産業資材等に関わる商品開発や製造プロセス開発、医療機器の開発に従事。また、大学発ベンチャーを含む社外との新規ヘルスケアビジネスの企画・立案・共同開発に複数参画し、健康情報サイトの企画・運営・プロモーションならびに本業務を担う会社の運営にも従事。2019年より現職。 -
医療法人社団やまと
田上 佑輔
社 名 医療法人社団やまと 肩 書 理事長 氏 名 田上 佑輔 1980年熊本で生まれる。2005年に東京大学医学部卒業後、千葉県国保旭中央病院研修医となる。2007年より東京大学医学部付属病院腫瘍外科に入局。2011年の東日本大震災での災害医療ボランティア活動を機に、東大病院を辞め、2013年に宮城県登米市と東京にやまと在宅診療所を創設。2017年に都市⇆地方の「医師循環型」のキャリアモデルとして「やまとプロジェクト」を発足し都市と地方の在宅診療、地域医療に従事する。また、企業や行政と連携して診療のみではなく地域連携システム、遠隔モニタリング、患者家族情報共有システムなどITを利用したシステム開発や、医師業務のタスクシフトとして診療アシスタントを育成し都市部、地方問わず安定した質の高い診療サービスを提供できる仕組み作りにも取り組む。地域医療としては登米市地域包括ケアアドバイザーを務め全員参加型医療を掲げ地域全体での医療マネージメントを官民連携で進める。 -
株式会社アドライト
木村 忠昭
社 名 株式会社アドライト 肩 書 代表取締役 氏 名 木村 忠昭 大学院卒業後、大手監査法人に入社し、株式公開支援業務に従事。2008年、イノベーション共創を手掛ける株式会社アドライトを創業。 合わせて国内スタートアップ企業へ社外役員就任によるハンズオン支援を行い、うち5社(ユーグレナ、じげん、クラウドワークス、エスエルディー、マネーフォワード)が上場を果たす。アジアやアメリカの海外スタートアップ企業の支援にも積極的で、これまでに20社以上の投資育成を行いうち3社が買収される。 これら国内外スタートアップの知見やネットワークを活かし、大手企業のオープンイノベーションにおける一気通貫での事業化支援を得意とする。主要な国立/私立大学との産学連携プロジェクトの支援実績も豊富。東京大学経済学部経済学科、東京大学大学院経済学研究科修士課程卒業。 -
株式会社アドライト
山本 啓史
社 名 株式会社アドライト 肩 書 マネージャー 氏 名 山本 啓史 東京理科大学 工学部 卒業。人材・組織開発コンサルティング会社にて、100社を超える大手・中堅事業会社向けのセールス、企画、PMを経験。独立後、株式会社CADENAを創業、大手ヘルスケア企業の組織改革のプロジェクトをはじめ、経営、人事、営業における様々な課題解決に従事する。アドライトに参画後は、大手事業会社の新規事業開発支援業務、イノベーション人材育成プログラムの開発と実施、アクセラレータープログラムの企画に携わる。 -
株式会社アドライト
近野 寛介
社 名 株式会社アドライト 部署名 事業推進部 肩 書 マネージャー 氏 名 近野 寛介 大学院修了後、制作会社を経て株式会社アサツーディ・ケイに入社。入社後、大手通販化粧品会社のCRM業務を担当した後、政府系金融機関の信用事業(銀行)、 共済事業(保険)におけるテレビ・新聞などのマス広告を中心とした広告素材制作およびメディア の出稿管理業務などを中心に担当した。その後、経営コンサルティングファームであるシグマクシスにて、業務改革や先進技術の調査に数多く参画。現在は、新規事業開発のためのテクノロジー領域に関する調査・リサーチに加え、新規事業に関するプロジェクト並走支援を多数手がける。
APPLICATION REQUIREMENTS 募集要項
技術・サービス | 技術やサービスの指定は特段おこないません。医療サービスの現状とありたい姿とのギャップを埋めることを重視し、そのための必要技術やサービス、データの活用や共有など、新たな価値の創出ができるご提案をお待ちしています。 |
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応募資格 | シード〜レイターのベンチャーの皆さんを対象としています。医療業界経験者はもちろん、非医療でもテクノロジーによる解決のご提案がある、ないしはこれから新たな事業としてヘルスケア領域への参入をお考えのようであればぜひエントリーをお願いします。 |
選考基準 | ご応募いただいたチームを書類選考、面談選考、DemoDay(最終選考)の3段階で審査します。 今回は課題にフォーカスし、誰のどんな課題を解決したいかという想いをより重視したいと考えています。 |
応募期間 | 2020/8/3(月)〜 9/14(月) |
応募方法 | エントリー予約(個別面談による疑問点の解消や提案のブラッシュの機会のご提供)を経てのエントリー(本申込)、あるいは直接エントリー(本申込)という流れとなります。 |
ENTRY PROCEDURE エントリー手順
エントリー(本申込)を検討されている方は、取り急ぎ8/24(月)までにエントリー予約をお済ませください。
特典として帝人ファーマによる個別相談会を実施いたします。
ご提案内容のブラッシュアップの機会として活用いただけます。
エントリー(本申込)締切は9/14(月)となります。


FREQUENTLY ASKED QUESTIONS よくある質問
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説明会参加は必須ですか?
必須ではありません。参加がその後の審査結果に影響を及ぼすこともありません。説明会で紹介したプログラムの詳細資料をご希望の場合はお問い合わせ・資料請求フォームよりご連絡ください。
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エントリー予約は必須ですか?
必須ではありません。予約がその後の審査結果に影響を及ぼすこともありません。プログラムの趣旨やご提案のブラッシュアップの機会としてぜひご活用ください。
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エントリー予約をせずともエントリー(本申込)は可能でしょうか?
可能です。エントリー(本申込)ボタンよりお進みください。

COMPANY INFORMATION 企業情報
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帝人ファーマ株式会社
帝人ファーマの在宅医療事業は酸素富化膜研究から始まった社内ベンチャーがもとになっています。現在は在宅医療のリーディングカンパニーとして主に呼吸器領域の製品や多職種連携情報共有システムを提供しています。
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株式会社アドライト
新規事業創出や社内ベンチャー制度構築、イノベーター人材育成等、事業化の知見や国内外ベンチャーネットワークを活かした支援を展開。アクセラレータープログラムは各社毎にアレンジし、戦略立案から事業化まで一気通貫でサポート。